【スプラトゥーン上達】宮本ムサシから学ぶ(前編)二刀流と二つの目

すずめ君
すずめ君

だいとくさんー

強くなりたいです。誰にも負けない強さが欲しいですー

だいとく
だいとく

またガチマでやられたかな?

まあそうやな。誰もが一度は思う夢だよなあ。

ナッパヤン
ナッパヤン

俺だって無敵になってスプラ界最強の名声が欲しいぞ!

なんか出してくれ、だいとく!

だいとく
だいとく

ナッパ先輩まで、ならこれですね。

テッテレーー^^「ごりんのしょ〜」

こんにちは、だいとくです。

今回は宮本武蔵の遺した「五輪書」を読んだので記事にします。

この記事を書いている人

スプラトゥーンを5年ほどプレイし、ガチエリア最高XP2499の30代サラリーマン。

「最強」誰もが一度は思う夢です。
私も無敵になれるとは思っていませんが、
昨日の自分より今日の自分と常に進歩できる自分で在りたいと思っています。

今日はそんな向上心溢れる人のために、

宮本武蔵が書き残した書物「五輪書」をオススメします。

生涯の命を賭けた戦いおよそ60戦。その全てに勝利した宮本武蔵が晩年に遺した書物です。

兵法のみならず、精神面に関することなど、その普遍的な内容で今でもなお国内外問わず多くのビジネスマンに愛読されている本です。

しかし、正直、ゲームとは関係の無いつまらない所もあります。

この記事ではこの本の内容でゲームに役立つことを厳選し分かりやすく解説しますので最後までご覧いただけたら幸いです。

この記事で分かること
  • 真の二刀流になれ!
  • 観の目と見の目を使い分けろ!

この記事前編です。後編はこちら【スプラトゥーン上達】宮本ムサシから学ぶ(後編)3つの兵法

この本・記事を読めば、宮本武蔵の考えを実際のプレイに活かすことができます。

新しい気持ちでプレイすることがで、自然とモチベーションが上がると思います。

それではよろしくお願いします。

目次

真の二刀流になれ

二刀流であるべき理由

死を覚悟した闘いにおいて重要なことは「真の二刀流になれ」という事です。

なぜ武蔵が二刀流なのかというと、単純明快、有利だからです。

武蔵の時代の決闘での負け=死です。

想像してみてください。

断崖絶壁の通路での決闘。左は崖底。右はそり立つ壁。

そんな中、右が壁だからという理由で刀を振れなかったら死んでしまうのです。

右腕でも一流、左腕でも一流の二刀流であることが武蔵の生涯無敗の要因です。

すずめ君
すずめ君

なんで決闘の話してるんすか、、

スプラの話してくださいよ。

だいとく
だいとく

応用力がないなあ。スプラで言うなら使える武器を2つ以上にして、ステージやルールに対応できるようになる。という事やな。

ナッパヤン
ナッパヤン

なら俺は今、ローラーを使ってるけど、プラスしてヴァリアブルローラーを使うとか?

だいとく
だいとく

めっちゃいいと思います。塗りが苦手なローラーに対して、ヴァリアブルを選ぶのはプレイの幅が広がります。

武蔵の兵法は合理的で利にかなっています。

その時代の武器は太刀、小刀、槍、棒、弓、鎖帷子、鉄砲と様々です。

合理的で、勝つ為には手段を問わない武蔵は、

ある一つの武器に盲信するのではなく、一つ一つを自分の力を発揮できる道具と捉え、必要なものを必要な時に選択し常に相手より有利な状況で戦います。

だれでも、はじめて片手で太刀を持つと、重くて振りまわしにくいものであるが、何事でも、はじめて手にしたときは、弓も引きにくいし、長刀も振りにくい。どんな武器でも、慣れてくることによって、弓を引く力も強くなり、太刀も振ることに慣れれば、道力を得て、振りやすくなる。

宮本武蔵「五輪書」 全訳注:鎌田茂雄

単に使用する武器を増やすな

すずめ君
すずめ君

よーし!これから色んな武器使ってみますー

だいとく
だいとく

武器をコロコロ変えるのはよくないぞ。

なぜなら、一度身についた武器の感覚が狂ってしまうからね。

ナッパヤン
ナッパヤン

はぁ!?オメェ、二刀流になれって言ったじゃないか!

だいとく
だいとく

武器の変更にはリスクも伴います。打ち合いの感覚や確立したスタイルが失われる危険性もある。まずはひとつの武器をしっかり使いこなしていきましょう。

例えば、前衛の人が後衛武器にチャレンジしてみるのは、広い視野の獲得やサポートの意識など得るものがたくさんあると思いますが、

近距離での打ち合いのキレ、前線での瞬時の判断などが鈍る恐れもあります。

この事を踏まえると、ある程度、自分のスタイル、強みが確率するまではひとつの武器を極める方がよいです。

コロコロ武器変えると、どっちつかずになる危険性があります。

ひとつの武器を熟知し、自分の身体の一部のように自在に操れるように鍛錬する必要があります。

まずは一刀流を極めます。

その先に真の二刀流があるのです。

世間をみると、諸芸を売り物にしたてて、自分自身を売り物のように考え、いろいろな道具にしても、売りものにしたてあげる気持がある。それは花と実の二つのうちで、実がなくて、内容がないのである。

宮本武蔵「五輪書」 全訳注:鎌田茂雄

スプラトゥーンにおける武器は様々です。

シューター、ローラー、ブラスター、チャージャー。色々な武器を使いこなせるのは花があって面白いです。

しかし、実が無くてはいけません。

見せ物にするための一朝一夕で手に入れた実の無い花など、まさに死闘の時には簡単に散り去ってしまうのです。

見・観の二つの目を身につけよ

見(けん)の目と観(かん)の目とは

物事においては見の目と観の目を両方身につけなければなりません。

  • 見の目:肉眼で見えた物を捉える目
  • 観の目:物事の本質を見抜く目

理由としては

見の目で十分に必要な情報を得て、

観の目で物事の本質を見るためです。

例えば、討論で大声で熱弁している人がいるとします。

見の目では自分の意見をしっかりと発言し、熱量溢れる人に見えると思います。

しかし、観の目でよくよく見ると、自分の自信の無さを隠すために強そうにふるまっているだけだと見抜くことができます。

武士は兵法の道に通じることが一番大切であり、そのために朝鍛夕錬することは当然なことであるが、さらに「心意二つの心をみがき、観見二つの目をとぐ」ことが必要となる。観の目と見の目とを分けている。目で見るのが見であり、心で見るのが観なのである。

宮本武蔵「五輪書」 全訳注:鎌田茂雄

スプラトゥーンで例えると

すずめ君
すずめ君

だいとくさん、これスプラのブログでしたよね?

胡散臭い宗教みたいな話になってきましたけど。。

だいとく
だいとく

すまんすまん、、、笑

スプラで例えると見の目でしっかり画面の情報を得る。そして観の目で敵の動きを予測、試合の流れを見通すということだな。

中級者と上級者の大きな違いがここにあります。

上級者は敵の動きが読めます。

そしてこれは一朝一夕で養われません。常に意識して長年プレイし鍛練することで養われるのです。

内なる心で相手の動きを感じて見るのが観なのである。観は「志」で見るのであり、「本心」で見るのである。観は相手の動作を見るのではない、相手の気の動きを見るのである。相手の動作を見るのは「見」にほかならない。

宮本武蔵「五輪書」 全訳注:鎌田茂雄
  • 見の目→物事の上っ面しか見えない。
  • 観の目→物事の本質を見抜き、先の展開を見通せる。

観の目で大局観を養え

観の目で物事の本質を見抜くことで、先々の予測や予感が可能になると思ってます。

目に見えているものだけでなく、それに至った背景や相手の心境が分かるからです。

プロの将棋の世界では「大局観」という言葉があります。

残り時間わずかの数秒で先を見通して一手を刺さなければならない時、

  • なんだかこの手はマズイ気がする。
  • 先々まで考える時間はないけれどこの手の道筋が良い気がする。

といった、今までの経験で局面全体を判断し、最後は感覚で指すことです。

ナッパヤン
ナッパヤン

おいっだいとく!

俺は将棋の話なんて分からんぞ!

だいとく
だいとく

いやあ、すみませんナッパさん

しかし、この大局観ってスプラの試合でも大事なんすよ。

ナッパヤン
ナッパヤン

どう大事なのか説明してもらおうじゃないか。

だいとく
だいとく

この先はなんだか進んじゃダメな気がする。とか

ここが攻め時だ!といったある種の感覚の部分があるんすよね。

それがまさに大局観。

ナッパヤン
ナッパヤン

そんなんは俺には分からん!特攻だーー!

観の目を鍛えることでだんだんと読みと大局観が養われていく。

目には観の目と見の目とがあるが、観の目をつよくし、見の目は弱くする。離れたところの動きをはっきりとつかみ、また身近な動きにとらわれず、それをはなして見ることが兵法の上で最も大切である。敵の太刀の動きを知るが、少しも敵の太刀の動きにまどわされないことが兵法の大事なのである。

宮本武蔵「五輪書」 全訳注:鎌田茂雄

いかがだったでしょうか?

今回の記事は長くなったので前編とします。

次回は

  • 一vs多勢の極意
  • 拍子(タイミング・リズム・間)の重要性とは
  • 3つの先手の取り方

について記事にします。

それでは次の記事は【スプラトゥーン上達】宮本ムサシから学ぶ(後編)3つの兵法です。

ありがとうございました。

だいとく

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